KAGO creative-idea’s blog

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私が好きな人か、私を好きな人か。/映画 ヒロイン失格【キャッチコピーの公式化】

こんにちは。
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photo by Danielle Moler



今回ご紹介するキャッチコピーは、

「私が好きな人か、私を好きな人か。」

映画「ヒロイン失格」のコピーです。


このキャッチコピーの魅力は、何と言っても「結末が知りたくなる」という事。
映画の宣伝コピーとしては、とても良く出来たものだと私は感じました。
二つの言葉は、正反対の意味を持ちます。
そして、それぞれに魅力があります。

まずは「私が好きな人」。
これは、主人公である桐谷美玲ちゃんが好きな相手。(山崎賢人くん)
この良さは、主人公が相手に夢中で、それだけで幸せな気分になれること。
悪い部分は、他の異性と仲良くされると嫉妬してしまうこと。

もう一つの「私を好きな人」。
これは、主人公を好きな男の子。(坂口健太郎くん)
この良さは、異性に好意を持たれて正直悪い気はしないということ。
その異性がモテる人ならなおさら。
悪い部分は、自分はその人を好きではないということ。
好意は持たれても、簡単には思いに応える気にはならない。

あくまでも一例として書いてみましたが、このように大きな違いがありますよね。
だからこそ、ここから先の展開が気になる。
そんなストーリーである事が、このキャッチコピー一つで分かる。
それがこのコピーの一番の魅力だと私は思います。


そしてこのキャッチコピーを私なりに公式化してみると、

『結局どっちやねん』法

となります。

これは、言葉通りの意味(笑)
どっちやねん。でもそれは見ないと分からない。
じゃあ、見てやろうか。となる。

これで、このキャッチコピーの目的は果たせました。
素晴らしい。


ぜひ、参考にしてみて下さいね。

【あなたが動かしたいと思った人を、必ず動かせるコピーを】

それではまた、次回のテーマでお会いしましょう。