アイデアだけで終わらない、力のある企画を実行出来る5つのポイント
みなさんこんにちは。
いつも私のブログを見て頂き、ありがとうございます。
あなたは、「アイデアは良いんだけど、うまくまとめられない」という経験をしたことがありませんか。
または、「企画を実行してみたものの、想定した効果が上がらなかった」という経験はありませんか。
今回は、そんなあなたに「力のある企画を実行出来る5つのポイント」について、ご紹介していきます。
目次
- 目的・目標・対象者の正確な把握
- 収集する情報の大切さ
- 協力者の重要性
- 企画をまとめあげる力
- 石橋を叩き続ける
①目的・目標・対象者の正確な把握
力のある企画を実行するために、一番最初で一番重要なポイントです。
「企画を実行することで、どんな成果をあげたいのか」
「どんな人に対して、伝えたいのか」
「対象者は、どんな関心事・悩みを抱えているのか」
これを正確に把握出来ていない場合、そのアイデアは実行したとしても、思うような成果を挙げる事は難しいでしょう。
なぜなら、これが分かっていないという事は「闇夜に向けて散弾銃を打っている」事と同じだからです。
これではヒト・モノ・カネ・トキのムダづかいです。
今すぐ、このやり方はやめましょう。
その代わりに、以下のポイントを明確にして下さい。
A)企画の目的
何を目的として、この企画を実行するのか。
B)企画の目標
実行した際に、どれだけの数字が出れば成功なのか。
C)対象者はどんな悩みを抱えているか
企画に賛同し、参加してくれる対象者はどんな属性か。
そしてどんな悩みを抱えているか。
A~Cの目的・対象者がしっかりと把握出来ていれば、自ずとやるべき事・解決策を探す糸口が見えてくるようになります。
②収集する情報の大切さ
目的・目標・対象者を把握したあとは、情報収集の出番です。
これは以下の順番で取り組んでいきます。
A)対象者の悩みや関心事を「知る」
一番良いのは、「対象者その人」にヒアリングする事。
しかしそれが出来ない場合は、「対象者に近しい属性の人」や「WEB」「ニュース」「調査レポート」等から読みといていきます。
いまはWEBメディアも豊富にありますので、対象者の属性が普段接触していそうなメディアで情報収集するのも良いと思います。
最後に重要な事をお話ししますが、これは企画をする時だけ情報収集するのでは、あまり役にたちません。
日常的・定期的に情報収集を行い、点ではなく線でとらえる事で、情報の価値は格段に向上します。
B)対象者に合う情報を「ピックアップし、つなげる」
情報はそれぞれ、単体ではただの情報です。
「ただの情報」に「ストーリー」を加える事で、対象者が参加したくなる企画にする事が出来るのです。
ストーリーをつくるには、情報と情報を組み合わせるための「発想法」が必要です。
このブログでは、発想法について実践を交え、いくつかご紹介をさせて頂いています。
ぜひ、そちらもご覧になってみて下さい。
組み合わされた情報である「ストーリー」は、対象者の笑顔が浮かぶものでなくてはなりません。
そんな様子が具体的にイメージできれば、その企画は具体性と説得力を持つようになっていると思います。
③協力者の重要性
企画というものはほとんどの場合、一人で出来る事が限られています。
だからこそ、協力者のサポートが重要なのです。
協力者の役割は、以下の通り。
A)アイデアを叩いてブラッシュアップしていく
企画は他者の目線・意見を取り入れていく事で、飛躍的に向上していくものです。
なぜなら、どうしても一人だけで企画したものには「偏り」が出てしまうから。
その偏りを、他者と一緒にブラッシュアップし、「対象者の笑顔につながる企画」に鍛えあげていくのです。
B)専門家としての役割分担
企画実行には、役割分担は必須の要素です。
「全体プロデュース」「実行部隊」「ヒトを扱う専門家」「モノを扱う専門家」「サポートスタッフ」など、それぞれがプロとしての専門技術・知識を活かした活躍を出来るように企画調整する必要があります。
成果の出る企画には、「プロとしての団結力」が必要です。
それぞれの持ち味を活かせるように、関係構築・連携が出来るよう取り組んで下さい。
その中での重要な考え方は、「相手の立場に立って考える」という事です。
これが上手く出来る人は、必ずその企画で成果を挙げる事が出来ます。
④企画をまとめあげる力
ここまでの内容を存分に活かし、一気に魅力的な企画にまとめあげます。
そのポイントはひとつだけ。
「理想的なビジョンを見続ける事」です。
ここまで読んで実践してきたあなたであれば、「対象者の笑顔が見える」企画(ビジョン)が出来上がってきていると思います。
そこで出てくる落とし穴が「いつの間にかビジョンから離れている」という事です。
それはなぜか。
企画のブラッシュアップや協力者との調整の中で、企画の実現性や制約など、色々な課題が出てきます。
それらをすべて、実現しやすい形に落とし込んでいくと、ビジョンから離れてしまっている、という事に陥ってしまう事があるのです。
それを避けるためにも、「これだけはゆずれない」というビジョンをしっかりと捉え続けて下さい。
ビジョンがズレてしまっては、せっかくの企画も成果はそこそこで終わってしまいます。
必ず理想的なビジョンを捉え続けて下さい。
⑤石橋を叩き続ける
企画というものは、どこまで詰めていっても「抜け・漏れ」があるものです。
だからこそ、石橋を叩くように事前チェックを徹底して下さい。
そしてこれは、関係者みんなで行って下さい。
これをおろそかにするという事は、「企画が成功しなくてもしょうがないよね」という意識があるという事と同じです。
必ず、徹底的に行って下さい。
事前準備は、どれだけ行っても想定外というものは出てしまうものです。
ですが、それを最小限に食い止め、「ビジョンを実現する」事だけを考えて下さい。
最後に
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます。
この5つのポイントを「すべて実行出来れば」企画の成功確率は確実に高くなります。
ぜひ、あなたの「力のある企画」にみんなを巻き込み、成果を挙げて下さい。