【お金を生む】アイデア発想法を学びたいなら、この一冊を徹底的にやり込むべき
こんにちは。
いつも私のブログを見て頂き、ありがとうございます。
今回は、私が仕事をしている中でお世話になっている良書を一冊、ご紹介したいと思います。
それが「ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる」。
著者は、博報堂ケトルの木村健太郎氏、磯部光毅事務所の磯部光毅氏です。
いまのあなたがもし、以下のような悩みを抱えているのであれば、この一冊は必ず役に立つはずです。
- アイデア出しをしていても、すぐにネタが尽きてしまう
- アイデアって、ひらめきが必要だと感じている
- ブレストしか、アイデア出しの方法を知らない
- いきなり「アイデア出して」と言われても、何から始めれば良いか分からない
この本の魅力は以下の通り。
それではひとつずつ、お話していきます。
すぐに実践していけるノウハウが詰まっている
本書ではアイデア発想の方法を、大きく2つの言葉に分けて書いています。
この2つの思考を行き来しながら発想していく事で、爆発力のあるアイデアに辿り着く事が出来る、という思考法なのです。
街の思考
一つ目の「街の思考」では、演繹法と帰納法というロジックで考えていく思考法について書かれています。
演繹法は別名、三段論法と言われていますね。
例えば、
夏は暑い。8月は夏だ。だから、「8月は暑い」という流れです。
そして帰納法は別名、つみあげ法と言われています。
例えば、
青ガエルが鳴いたら、雨が降った。
ガマガエルが泣いても、雨が降った。
ヒキガエルが泣いても、雨が降った。
以上から、「カエルが泣くと、雨が降る」という流れです。
このように、論理的に思考を展開していくものが「街の思考」という事です。
森の思考
ただし、これだけではアイデア発想としてはジャンプ力が弱く、効果のあるクリエイティブを生み出せる可能性は低いでしょう。
そこで大事なのが、二つ目の「森の思考」。
連想法、組合せ法、類比(アナロジー)法、仮説(アブダクション)法、仮想法、逆転法という思考法について書かれています。
例えば連想法。
新しいカレーの企画をつくるとした場合、
カレーと言えば、辛い。
辛いと言えば、口から火を噴く。
口から火を噴くと言えば、ゴジラ。
では、ゴジラカレーというネーミングはどうか、という具合です。
このように、どんどん連想をしていき、課題とのギャップの差による面白さや斬新さを生み出す思考法です。
ただし、連想法のように「森の思考」だけではジャンプ力は強いですが、ロジック面が弱くなる傾向にあります。
だからこそ、最初にお話しした「街の思考」×「森の思考」の組み合わせで、ロジック面が強く・ジャンプ力も強いアイデア発想を行う事が出来るようになるのです。
思考法が分かりやすく書かれていて、実践がしやすくなっている。
これが本書の最も大きな魅力です。
実践すればするほど、アイデア発想力が向上していく
この「街の思考」と「森の思考」を行き来しながら、アイデア発想法を実践してみて下さい。
最初からジャンプ力の強いクリエイティブアイデアを生み出す事は難しいかもしれません。
しかし、ひとつひとつ着実に重ねた経験は、あなたのアイデア発想力を確実に強くしていってくれます。
なぜなら、発想力というものは筋トレのように使えば使うほど、伸びていくものだからです。
その教科書として、本書はきっと役に立ってくれるでしょう。
プロの発想の過程が、事例形式で書かれている。
アイデア発想力を磨くには、一流のプロがどのような過程で発想をしているのかを知る事も、とくに役立ちます。
本書では、ソニー案件でのアイデア発想の過程を、事例として紹介しています。
課題として与えられたのは、「新しいソニーファンを作るためのブランディング活動」。
そこから最終的なアウトプットとして、「ソニーリサイクルプロジェクトジーンズ」となっていく過程が書かれています。
最後に
いまや、アイデア発想法はクリエイティブ部門だけに求められているものでは無くなっています。
どんな仕事をしていても、発想力やクリエイティブ力は必要な時代です。
このアイデア発想力は、一朝一夕で身に付くものではありません。
それを知ったいまのあなたには、ぜひ今日からでも実践トレーニングを始めて頂ければと思います。
ここから本書を注文する事も出来ます。
1,500円以上の価値は、必ず保証出来ます。
ぜひ、最初の一歩を踏み出してみて下さいね。