年賀状は、贈り物だと思う。/日本郵政グループ【キャッチコピーの公式化】
こんにちは。
いつも私のブログを見て頂き、ありがとうございます。
今回のキャッチコピーは、
年賀状は、贈り物だと思う。
広告主は、日本郵政グループさんです。
このキャッチコピーは、年賀状シーズンになると、CMなどで見かける事も多いのではないでしょうか。
年賀状が持つ価値を、これ以上に明確に表現したキャッチコピーはないと私は考えています。
年賀状を贈る、一人ひとりの事を考えながら文字をつづっていく。
新たな一年を明るく迎えられるように。
日本独特のとても良い習慣だと思います。
そしてこのキャッチコピーを手がけたのは、岩崎俊一さん。
「21世紀に間に合いました。/トヨタ・プリウス」
「ロケットも、文房具から生まれた。/トンボ鉛筆」
「英語を話せると、10億人と話せる。/ジオス」
「やがて、いのちに変わるもの/ミツカン」
など、数多くの企業のキャッチコピーを手掛けてきた方です。
手がけられてきたキャッチコピーそれぞれが、とても力強く、本質を突いている言葉になっています。
その言葉を編み出す切り口・考え方は、多様で深く練りに練られています。
とても参考になるコピーライターです。
そしてこのキャッチコピーを私なりに公式化してみると、
『もらう側の視点に立つ』
となります。
年賀状を贈る側からすると、時間やお金がかかり、ただでさえ忙しい師走の時期に、同時進行でこれもしないといけない。
しかし、贈られる側からすると、元旦に郵便受けを見にいく楽しみがある。
贈られるのを楽しみにしているという構図があるのです。
この視点を見つける事で、力強くて共感を持ってもらえるコピーが生まれるのだと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
【あなたが動かしたいと思った人を、必ず動かせるコピーを】
それではまた、次回のテーマでお会いしましょう。