KAGO creative-idea’s blog

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寝るカレーは育つ。/ハウス食品【キャッチコピーの公式化】

こんにちは。
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photo by perry_marco



今回ご紹介するキャッチコピーは、

寝るカレーは育つ。

広告主はハウス食品さんです。


このキャッチコピーの魅力は、何と言っても「確かにそうだ!」と感じさせる、あるあるネタを上手く使っているところではないでしょうか。

ちなみに、一晩寝かせたカレーが美味しくなる理由は、こちらで説明されています。

カレーの科学|一晩ねかせたカレーは、なぜおいしい?


そこから引用させて頂くと、3つのポイントがあります。

  1. 具材のもつ旨み成分や甘み成分がソースに溶けだしてコクが増します。肉・野菜・香辛料に含まれる糖質やタンパク質、アミノ酸などの成分が微妙に絡みあうことで、独特の「コク」が生まれます。

  2. ブイヨンも一晩ねかせることで「冷ます」と「温める」が繰り返されるので、素材の旨み成分がよく混ざりあい、熟成が進みます。

  3. カレーのスパイスは、じっくり余熱で加熱されることで、突出したとげとげしさが減少し、全体のバランスがとれた、熟成された奥深い香りと風味になります。

 だから、寝るカレーは育つんですね。


そして、私なりにこのキャッチコピーを公式化してみると、

『あるある』×『ダジャレ』法

となります。


寝かせたカレーを食べた事がある人なら誰でも共感できる『あるある』。
「寝る子は育つ」という一般的にも良く知られている言葉をもじった『ダジャレ』。
これが上手く合わさった、とても親しみのある良いコピーだと思います。


ぜひ、参考にしてみて下さいね。

【あなたが動かしたいと思った人を、必ず動かせるコピーを】

それではまた、次回のテーマでお会いしましょう。