【プロモーションの公式化】舞台裏体験ツアー／楽天市場

こんにちは。
私のブログを見て頂きありがとうございます。

今回は新たな試みをしてみたいと思います。
それが、プロモーション施策の公式化。
なぜこれをするのか。
世間では毎日、大小さまざまなプロモーション施策が実施されています。
プロモーション自体の紹介は、広告系の雑誌やWEBサイトなどでも紹介されていますが、それがどのような公式・取り組み方によって成り立っているのか、どんなメリットがあるのかを仮説立ててみる事で、プランナーの役に立つのではないかと考えたのです。

ご紹介していく施策は直接ヒアリングしたものではないので、誤った部分もあるかもしれません。
しかし、構造を見える化する事で、あなたのプランニングに役立てられるようにしてみたいと思います。


まず第1回目は、楽天市場の舞台裏体験ツアーを公式化します。

施策の概要としては、
●楽天利用者が楽天市場に出店している人気店のリアル店舗を訪問
●舞台裏を体験する事で商品・サービスの魅力をより深く理解出来る
　（世界中の高級食材を扱う「ハイ食材室」では「特大高級チーズの解体」「生ハムスライス体験」などが出来る）
というもの。
図で表すとこのようになります。

これを公式化すると、以下のように表す事が出来ます。

●「モノ×コト」体験
　人気店の商品をリアル店舗で直に「見学」「製造体験」などをする事で、『楽しい』『面白い』という思いをユーザーに感じてもらえる。
●（人気の）秘密を知る
　なぜこのお店が人気なのか、その秘密を知るという事が大きな価値。
　人間には『知識欲』『謎・秘密があれば解きたい』という欲求が常にあります。
　それを体験してもらえる事が、このツアーのメリットだと思います。

この公式を裏付ける施策は、色々とあります。

例えば「謎解き脱出ゲーム」。
これは参加者で協力して謎を解いていき、ゴールを目指すというもの。
『謎が解けた』爽快感を味わう事が出来る。でも脱出成功率は約1割と聞いています。
だから、『次は脱出成功してやる』という感情を抱かせ、リピートにつなげているんですね。
これは公式の『コト体験』『秘密を知る』両方が使われている事例だと思います。

第1弾の公式化は以上です。
ブログでご紹介する数を重ねていく事で、公式化をより洗練させていきたいと思います。
もし読んで頂いたあなたが感じた事があれば、コメント欄に書いて頂けると嬉しいです。
叱咤激励は大歓迎です。
より良いものを書く糧にしていきます。

それではまた、次回のテーマでお会いしましょう。