【キャッチコピーの公式化】恋が着せ、愛が脱がせる／伊勢丹
こんにちは。
私のブログを読んで頂きありがとうございます。
今日のブログテーマはキャッチコピー。
見た人に強い関心を持ってもらうための『言葉の公式化』について、自身の考察を書いていきます。
効果のある良い広告というのは、制作者の思いつきで作っているのではありません。
そこにはロジックという公式と発想法が合わさっています。
発想法については、このブログでも紹介しているKJ法もその一つです。
そしてそこの背骨となる公式が合わさると、大きな力を発揮すると私は感じています。
そして今回、私が選んだのは伊勢丹さんの【恋が着せ、愛が脱がせる】です。
ここには二つの公式が合わせられています。
一つ目は、
●着る⇔脱ぐ（対立関係）
二つ目は、
●恋→愛 （昇華）
です。
まず一つ目の対立関係。
これはただ『着せる』という言葉を使うだけでは記憶に残るインパクトが薄いものを、あとで『愛が脱がせる』というドキッとする言葉を繋げる事でインパクトを出しています。
そして二つ目の昇華。
『恋』から『愛』へキャッチコピーの中で昇華する事で、言葉にストーリー性や展開をイメージさせる事が出来ます。
この二つの公式を使う事で、一つだけの公式で組み立てる時よりも、キャッチコピーに強いインパクトを与えられる事が理解出来ましたでしょうか。
例えば、
もう恋人のままではいられない。
あなたと家族になりたい。
公式に当てはめてみると、
●恋人→家族 （昇華）
●いられない⇔なりたい （対立関係）
あまり上手なコピーではないですが、このようなイメージです。
今回のように時々、書籍や広告などで見かけたキャッチコピーやタグラインを公式化して、ブログを見て頂いたあなたに『有益で活用出来る情報』をお伝え出来るようにしていきたいと思います。
もし、あなたが見つけた『公式』があれば、コメント頂けると非常に嬉しいです。
今の世の中はシェアする時代だと感じています。
【1人の知識では出来ない事も、世界中の知識が合わされば何でも実現出来る】
そしてブログというのは『知の共有』をするために最適な媒体です。
ぜひ、みんなで付加価値の高いモノ・コトを生み出していけるようにしましょう。
それではまた、お会いしましょう。
